ひとつずつ形を変えてかえす。
ここ数ヶ月、洋裁と言っていいのか?ミシンを始めた。
巾着やマスクから始めて、先日なんとか初めて帽子を作ることができた。(荒さ丸出しだけど)
平面から立体を作るってとってもワクワクするな〜と思った。また、絵を描くとは違う感覚。
どの創作もそうかもしれないけれど、最初は同じ素材でも作り手によって変わってくる。
当たり前のことかもしれないけれど、どんな色をどんな素材を、どんな組み合わせの言葉を・・・
自分の好きな様に、心地がいい様に。
尊敬する方が、やはり頭の中のイメージを形にするには技術がいる(的な)どんないいアイディアが浮かんでも、それを形にできなければ意味がないという様なことをおっしゃっていた。
そして、仕事を仕事と捉えずに、どれだけ真剣に好きなことを楽しめるかという感覚があると。
私はというと、就職や進路を考える時、やってみたいことはあっても、めっちゃ仕事とかお金とかゴリゴリに結びつけていた。損とか得とか儲けだ。うん〜。
ある本に書いてあった「ライフワーク」とか、「ライスワーク」っていう言葉と概念に出会って(パラレルキャリア 著:ナカムラ クニオさん)(まだ呼んでる途中)少し、ガチガチの頭がほぐれたし、好きなことを続けることに意義なんてただ”好きだから”や”楽しいから”でいいと思えた。
もしかしたらそれは、私がバリバリと自分の好きなことで生計を立てているわけではないから、行き着いた答えなのかもしれないけれど、多分、描いている時や作ってる時、自分がどれだけ楽しめているか、これからでも遅くないからそうやって思い切り投げ出してみたいなと思った。きっとそっちの方が楽しい気がするから。
あるものあるいは頭の中を漂っている何かを形を変えて、外界にかえしたい。
もらったエネルギーを、また違うエネルギーに変えて繋がったら面白いな。
そんなことを思った、夜。